今回はRというプログラミング言語を使うための環境設定についてです。お使いのパソコンによってやりかたが少しずつ異なりますが、大筋は同じ手順だと思います。ここでは、iMacへの導入を例に説明します。Windowsをお使いの人は、参考までご覧いただければと思います。
(注意! ほとんどの人にとって、この作業が一番難しいと思います。プログラムを書くより難しいかもしれません。不安な人は、近くにいるパソコンが得意な人に聞いてください。YouTubeにもインストールの仕方の動画があるようですので検索してみてください。また、万が一、この段階の操作でパソコンが故障したりしましても、一切責任を取れません。自己責任で作業していただきますようお願いいたします。通常の作業でパソコンが故障するようなことはないと思いますが、免責事項として明記しておきます。)
目次
1 Rのダウンロード
(注意! ほとんどの人にとって、この作業が一番難しいと思います。プログラムを書くより難しいかもしれません。不安な人は、近くにいるパソコンが得意な人に聞いてください。YouTubeにもインストールの仕方の動画があるようですので検索してみてください。また、万が一、この段階の操作でパソコンが故障したりしましても、一切責任を取れません。自己責任で作業していただきますようお願いいたします。通常の作業でパソコンが故障するようなことはないと思いますが、免責事項として明記しておきます。)
目次
- Rのダウンロード
- RStudioのダウンロード
- 動作確認
- RStudio Cloudのご紹介
* * *
1 Rのダウンロード
(https://cran.ism.ac.jp/より画像を取得)
ほどんどの人はWindowsかiMacのパソコンを使っていると思います。ご自身のパソコンがどちらか確認してください。Windowsであれば「R for Windows」を、iMacであれば「R for (Mac) OS X」をクリックします。
ここでは、Macをクリックします。クリックするとこんな感じの英文が出てきます。英文はわからなくても大丈夫です(読んだ方がいいと思いますが…)。古めのmacを使っている人は、左にある青いところ、R-4.2.1.pkgをクリックしましょう。新しめのmac(AppleシリコンM1/M2チップ搭載のものなど)を使っている人は、R-4.2.1-arm64.pkgをクリックしましょう。「4.2.1.」というのはバージョンを表す数字です。時が経つとバージョンが新しくなり、数字は変わると思いますが、あまり気にしなくて大丈夫です。(この情報は2022年9月中旬の情報です。)
私はデスクトップにダウンロードしました。ダウンロードが終わると、次のようなマークがデスクトップにあらわれます。
みなさんのパソコンの設定次第では、デスクトップではなく「ダウンロード」というフォルダに入っているかもしれません。探してみてください。
このマークをクリックするとインストール(Rをパソコンに導入する作業)がはじまります。何回か「続ける」ボタンを押す作業がありますが、ほぼ自動的に作業が進みます。作業が終わると「✅インストールが完了しました」というメッセージが出ます。
* * *
2 RStudioのダウンロード
つづいて、R Studioというものを導入します。これは、Rのプログラムコードを書くのに使います。こちらにアクセスしてください。
ありがたいことに、一番左にFreeの文字がみえます。ここでは、個人で楽しむことを前提にしていますので、Freeの下にある「DOWNLOAD」をクリックします。下のような画面が出てきますので、左下にある🍏のところをクリックしましょう。ダウンロードがはじまります。
ダウンロードが終わると、次のようなマークがあらわれます。
マークをクリックするとインストールがはじまります。インストールが終わると「アプリケーション」というフォルダに「RStudio」というものが登場します。これをデスクトップに移動させます。RStudioのマークはこんな感じです(バージョンによって少し違うかもしれません)。
このマークをクリックすると、ソフトが次のように立ち上がります。(何か追加のインストールを求められることもあるようですが、適宜対応をしてください。)イメージを持っていただくために画像を大きく表示します。
私はRの専門家ではないので、使う人の立場でこの画面を説明します。画面が4分割されていますね。それぞれの役割は次のとおりです。
左上 プログラムコードを書くところ
左下 プログラムがうまく動いているか確認するところ
(エラーメッセージはここに出ます)
右下 プログラムで描くグラフなどが出るところ
右上 プログラムで使う変数などが表示されるところ
左上に書いて、左下でチェックし、右下で結果を見る感じです。なんとかRStudioを動かせるところまで環境を整えてみてください。環境を整えられる人は、プログラムも問題なく書けると思います。
3 動作確認
さいごに、ちゃんと動くか確認しましょう。すごく簡単なコードを書きます。RStudioを立ち上げたら、名前をつけてファイルを保存します。
* * *
3 動作確認
さいごに、ちゃんと動くか確認しましょう。すごく簡単なコードを書きます。RStudioを立ち上げたら、名前をつけてファイルを保存します。
はじめですので、「動作確認」という名前にして保存しました。Rのファイルをたくさん作りたい人は、専用のフォルダを作ってそこに保存することをお勧めします。
ファイルの保存が終わりましたら、コードを書きます。動作確認ですので簡単なコードにしましょう。1+2 と書いてください。必ず半角英数で入力しましょう。Rは全角文字を読むことができません。入力ができましたら右上の「➡️Run」をクリックしてください。
左下に次のように表示されたら成功です。これは「1+2をしてください」とRに命じて、Rがそれを理解して「答えは3です」と回答したことを表しています。
これで準備ができました。次回から、少しずつコードを書いていきましょう。
4 RStudio Cloudのご紹介
上の手順でインストールができなかった人、Rがどういうものか確かめてからインストールしたい人、iPadなどを使っていてハード側の制約が大きい人に、RStudio Cloudを紹介します。デスクトップ版のRStudioと同じ作業ができるようです。(そのように思われます。)
下のアドレスにアクセスしましょう。
https://rstudio.cloud/
Get StartedをクリックするとEmailアドレス、パスワード、名前(First NameとLast Name)を入力します。名前はニックネームで大丈夫です。入力が終わりましたらSing upをクリックしましょう。
Sign upすると、次のような画面になります。画像が小さくてみづらいですが、New Projectをクリックします。
立ち上がるまで少し時間がかかりますが、デスクトップ版のRStudioと同じ画面になります。左上に1+2と入力して、「➡️Run」をクリックしてみてください。左下に「3」がでたら、うまく動いていると思います。このブログで紹介するコードは長くても30行くらいですので、クラウド版を使われてもよいかと思います。
これで準備が整いました。プログラミングを楽しみましょう!
* R言語を開発した人の記事がありましたので紹介します。
ファイルの保存が終わりましたら、コードを書きます。動作確認ですので簡単なコードにしましょう。1+2 と書いてください。必ず半角英数で入力しましょう。Rは全角文字を読むことができません。入力ができましたら右上の「➡️Run」をクリックしてください。
左下に次のように表示されたら成功です。これは「1+2をしてください」とRに命じて、Rがそれを理解して「答えは3です」と回答したことを表しています。
これで準備ができました。次回から、少しずつコードを書いていきましょう。
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4 RStudio Cloudのご紹介
上の手順でインストールができなかった人、Rがどういうものか確かめてからインストールしたい人、iPadなどを使っていてハード側の制約が大きい人に、RStudio Cloudを紹介します。デスクトップ版のRStudioと同じ作業ができるようです。(そのように思われます。)
下のアドレスにアクセスしましょう。
https://rstudio.cloud/
(https://rstudio.cloud/ から画像を取得)
Get StartedをクリックするとEmailアドレス、パスワード、名前(First NameとLast Name)を入力します。名前はニックネームで大丈夫です。入力が終わりましたらSing upをクリックしましょう。
Sign upすると、次のような画面になります。画像が小さくてみづらいですが、New Projectをクリックします。
立ち上がるまで少し時間がかかりますが、デスクトップ版のRStudioと同じ画面になります。左上に1+2と入力して、「➡️Run」をクリックしてみてください。左下に「3」がでたら、うまく動いていると思います。このブログで紹介するコードは長くても30行くらいですので、クラウド版を使われてもよいかと思います。
これで準備が整いました。プログラミングを楽しみましょう!
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* R言語を開発した人の記事がありましたので紹介します。